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『ツレがうつになりまして。』
Posted 2011年10月26日
on:久々に(ぷぷぷ)お金を払って映画を観てきました。
たくさん試写会に応募したけど、当たらなかった『ツレがうつになりまして。』です。
主演の宮崎さんと堺さんも好きだし、余さんも好きだし、カウンセラーになりたくてうつについて勉強していた時期もあったし、自分もうつっぽい時期があったし・・・などなど、いろいろな理由があって、この映画は是非観たいなあと思っていたんですよ。
いい映画でしたよ。
うつ病を扱うのって難しいと思うのですが、その大変さを描いているけど重くなりすぎず、時にコミカルだったりほのぼのしたるする場面も描かれていて、いいなあと思いました。
あららはいい映画だなあと思ったけど、扱うのが難しいテーマだけに、賛否両論あるんだろうなぁ。
うつ病や、身近な人がうつ病になった経験がある人の感想も聞いてみたいな。
ツレ役の堺さんの演技が素晴らしいなあと思いました。
いつもは、微笑んでいるようでもちょっと冷めた雰囲気がにじみでていて、柔らかな物腰でも強さを感じていたあららですが、今回は、本当に苦しんでいて弱ってしまっていて、まったく冷めた感じや強さを感じませんでした。
それと、少ししか出てきませんでしたが、伊嵜充則さんの、あの寂しい笑顔もよかったな・・・。
役者さんって、ほんとにすごいよね。
よかったというのは変だけど、ももも、もしやこの笑顔の先には・・・と想像していたらその通りになってしまって、観ながら泣いてしまった・・・。
あちこちで泣いたけど、ここが一番泣いたところかも・・・。
よかったといえば、イグアナと亀の存在もよかったな。
あららの実家でも亀を飼っていたので亀のかわいさはわかるのですが、イグアナもかわいいのね~。
この映画を観て、イグアナ飼いたい、亀飼いたいって思う人は増えるんじゃないかしら。
いい映画だなあと思ったけど、最後のほうでちょっとアニメが出てきたのは、あららは「うう~ん?」と思ってしまいました。
コミックエッセイが原作だから、原作者のイラストをアピールしたかったのかなあ。
漫画家役の宮崎さんが描いている絵日記にもたくさんイラストがあるんだから(その日記がかわいかったのも、あらら的にこの映画の良いポイント)、それをわざわざアニメにしなくても・・・。
気持ちが弾んできているのを表現したのかもしれないけど、絵が急に動き出して、それを追いかけるってどうよ?ハルさん(宮崎さん)が幻覚を見てどうすんのよ~、なんて思ってしまいました。
でもでも、全体的にはマル!
映画ってけっこう高いから、がっかりする時はほんとにが~っかりするけど、この映画は、お金を払ってでも観てよかったな。
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