日々のこと

Archive for 10月 2012

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 8月の初めから、ほぼ毎日野菜ジュースを作って飲んでいます。

 実は、ジュースを作り始めた頃から、ミキサーがおかしかったのよね。

 機械からカップ部分を外すと、カップの底に灰色の水分がついてるの。

 多分、高速回転させるせいで、だんだんどこかが削れてきていたのではないかと。

 役目を果たしながらどんどん壊れてくるなんて、どうかと思うけど・・・。

 でもカップの外側だったので汚れがジュースに混ざる心配はなさそうでした。

 だから、だましだまし使い続けていたんです。

 でも、旅行から戻って、久々に使おうとしたら。

 入れた豆乳が、カップを機械にセットする前に漏れてきてしまいました。

 こりゃだめねぇ・・・。

 前置きが長くなりましたが、そんなわけで、数日前から、もともと持っていたブレンダーを使うようになったんです。

 これまでとは勝手が違うけど問題なく作れるので、新しいのを買う必要はないわ、と思っていたのですが。

 今日、カップの内側に傷がついていることに気が付きました。

 えええ~。

 カップはプラスチック製で、これまで使ったことはなく新品同様です。

 ブレンド部分全体が金属なので、動かすうちに傷つけてしまったのでしょう。

 でも、ブレンダーセットの付属品のカップなのにこんな簡単に傷がつくなんて、納得できない!!

 今回のカップの傷だけでなく、ミキサーが3ヶ月やそこらで壊れてしまったのも(いや、壊れ始めたのはもっと早くからだわ)、すぐ壊れそうな保冷バッグも。

 せっかく作るなら、多少高くてもいいから壊れないものを作ってちょーだいっ!

 ミキサーは、だんなさんのお友達の結婚式の引き出物のカタログの中から選びました。

 だんなさんは、「カタログギフトの品物だし、最初から壊れやすかったんだろうね」と納得している様子だったけど。

 でもあららは、簡単に壊れてしまうものをわざわざ生産するのは無駄としか思えないし、そんなものをカタログに載せるのも納得いかないわ。

 でも、あららがこんなところでつぶやいていても何かが変わるとも思えないし。

 とりあえず、何かを買うときは丈夫そうなものを選んで、いらないものや、すぐに使えなくなりそうなおまけなどはもらわないようにしたいと思います。

 昨日、試写会の帰りにスーパーでキャベツを買ったんです。

 家に着いて早速使おうとしたら、ものすごく傷んでいる!!

 一番外側の葉をはがしたら、その下の芯に近い部分が黒くなって溶けていたんです。

 でも野菜を買えば時には傷んでいる部分があることもあるので、あまり気にしないことにして、溶けた部分を取り除きました。

 ところが、その下の葉も、同じような部分が溶けている~。

 更にその下も、またその下も。

 中に行けば行くほど、溶けている範囲が広くなってくるし、嫌なにおいもしてくるし。

 ええ~、これって、不良品だよね~。

 ほんの97円のキャベツだけど、なんだか悔しい。

 あららが食べ物を捨てることは、めったにありません。

 傷む前に食べきるか、冷凍してしまうか。消費期限が明確に書かれている商品のそれが過ぎてしまっても、自己責任ってことで、大丈夫だと思ったら食べちゃいます。

 だから、買ったばかりなのにこんなに食べられない部分があると・・・。

 レシートと一緒に持って行けば、取り替えてくれるかしら・・・。

 よし明日、試しにスーパーの人にお願いしてみよう、と思いました。

 ところが今日。

 あららはたま~に、急に具合が悪くなって、しばらく使い物にならなくなることがあるのですが。

 今日の午前中に限って、久々にその状態に襲われてしまった・・・。

 お昼前には治ったんだけど、やらなきゃいけないことがたくさんあるのにしばらく寝ていたので、午後、それを取り戻さなくては。

 そんなわけで、キャベツはあきらめることにしました。

 昨日は葉っぱを取るのを途中でやめてしまったのですが、今日は、傷んでいる部分をすべて取り除きました。

 結局、3分の1くらい捨てることになっちゃったよ~。

 くすん。

 でも農産物だし、たまにはこんなこともあるよね。

 あららも気が付かないで買っちゃったわけだし。

 でもこんなこともあるからこそ、次は、ものすご~く得した気分になれる野菜や果物を買うことができることを期待しようっと。

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 おもしろかったです。

 ドラマの映画化だそうですね。

 あららはドラマは観ていませんが、それでも理解できたし、おもしろかったですよ。 

 暴力団と老人介護問題?どんな話?と思っていたのですが、なるほどそうきたか~、と興味深く見ました。

 彦一(草彅さん)は、初めはお年寄りをだましてお金を巻き上げて、なんの設備もない悪臭漂う施設に押しこむ作業を、簡単だ~、と思っていたのですが。

 お年寄りと接していくことでそれに疑問を感じるようになり、施設の設備を整えることにするのよね。

 でもそうすることが、暴力団組織から疎まれるようになっていってしまう・・・。

 老人介護問題だけでなくどんな問題も、現状を知った人が本気になれば、解決に近づいて行けるんだと思う。

 政治家のみなさん、現場に行って下さいな。

 ただ視察をするだけでなく、実際にしばらく働いて下さい。

 そうすれば、本気で解決に取り組むようになってくれるのでは。

 ところで、草彅さんってこんな役もするんだね~。

 初めは、ええ~、あのおっとりした雰囲気の草彅さんに暴力団の役が合うのかな~・・・と思っていましたが。

 鋭い目つき、ドスの効いた話し方、いつもと全ッ然違う!

 そして、怖い草彅さんを見慣れたあとで、トークショーでおっとりとして穏やかで低姿勢な草彅さんを見て、またびっくり。

 役者だわ~、すごいわ~と思ったのでした。

 任侠映画の魅力、新しい草彅さんの魅力を知った映画でした。

 1978年の作品で、高倉健さんはこの作品以降は仁侠映画には出ていないそうです。

 任侠映画を観たのは、今日が初めてでした。

 怖いもの、あららにとって観ないほうがいいものだと思っていたので。

 でも、激しくなく、全体的に静かな映画でした。

 そして不覚にも、泣いてしまった・・・。

 だって、健さん演じる主人公が、あまりにも不憫で。

 もう暴力団からは足を洗いたい、堅気になりたいと思っているのに、そんなわけに行かないのよね。

 一度「暴力団組員」って肩書きがついちゃうと、やめたいと思っても、その肩書きに邪魔されちゃうのね・・・。

 任侠映画、内容を調べて大丈夫そう(怖くなさそう)なら、これからも観てみたいなあと思いました。

 新しい世界を知ったわ。

 ところで、古い映画を観ると、俳優さんの昔の若い頃を見ることができておもしろいね。

 あ、あの人もこの人も、知ってる知ってる!昔はこんなだったんだ~と思うのが、なんだか楽しい。

 ソフトバンクの犬のお父さんの声をあてている北大路欣也さんが、「若」って呼ばれていて、なんだかおかしくなってしまいました。

 小林稔侍さんや田中邦衛さんが暴力団関係者の役をしているのも、あららにとっては不思議。

 イメージが違う~。

 シリアスな映画なのに、涙まで流したのに、時々「くくくっ」とおかしくなっていたあららでした。 

 今日は六本木で開催の任侠映画祭に行って来ました。

 いや、あららは『任侠ヘルパー』という映画の試写会に応募したつもりだったのですが、当たったのが、高倉健さん主演の1978年の映画『冬の華』との2本立てで「仁侠映画祭」をいう名前がついた企画だったんです。

 試写状が届いたのが先週の金曜日で、ちょっとびっくり。

 だって、月曜日の13時~18時過ぎまでのイベントに当たったのが金曜日にわかっても、行けない人のほうが多いのでは・・・。

 でもあららは行くもんね~と思って、だから土日が忙しくて余裕がなかったんです。

 月曜日にやるつもりのことを、なるべく土日で済ませてしまおうと思ったので。

 行ってみると、あららの心配はほんとに余計な心配で、会場はほぼ満席でした。

 まず初めは『冬の華』の上映でした。

 でも、興味がない人もいっぱい?

 途中で何人も席を立っていたし、あららの隣の人も、2回ほどいなくなりました。

 1回目はポップコーンを持って帰って来て、2回目はお手洗いにでも行ったのかしら、何かを買って来た様子はありませんでした。

 次に『任侠ヘルパー』の上映、その後にフジテレビの笠井信輔アナウンサーが登場しました。

 『冬の華』は、草彅剛さんのお気に入りの作品なんですよ・・・と言ったら、客席から「えええ~」という声が。

 あららの隣の人は「えええ~、そうと知ってたら、ちゃんと観たのに・・・」とお友達と話していました。

 ぷぷぷ。

 初めからわかっていれば、立ち歩く人はもっと少なかったかもね。

 笠井さんの司会で、草彅さん、風間俊介さん、宇崎竜童さんのトークショーもありましたよ~。

 みなさんお話が上手だしおもしろかったけど、特に宇崎さんのお話がよかったな。

 3作で高倉健さんと共演されたことがあるそうで、その思い出話に、へええ~と思いました。

 健さんってすごい気配りの人なんだな~って。

 トークショーのあとは、宣伝用の写真撮影でした。

 そうそう、この任侠映画祭は、黒い服とサングラス、というドレスコードがあったんですよ。

 あららは黒いボトルネックのカットソーに黒いシャツを羽織って、黒いズボンやスカートは持っていなかったので、まだ色落ちしていない濃紺のジーンズをはいて行きました。

 サングラスは、だんなさんが自転車に乗るときに使うのを借りました。

 映画の『マトリックス』みたいな感じの。

 全員が黒服黒眼鏡の客席の中央あたりに出演者のみなさんが並んで、写真を撮りました。

 みんなサングラスをかけているから、たぶん、自分で「これこれ~、これが私!」って言わないと、きっと家族もお友達もわからないね。

 映画を2本も観て、トークショーも聞けて、黒服黒眼鏡で写真撮影という、なかなかない、珍しい1日でした。

 おもしろかったです。

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 今日の晩ごはんのおかずは、全部SHIORI さんのレシピ本から見つけたものです。

 ・雑穀ひじきごはん

 ・たらのパン粉焼き

 ・クリーミーパンプキンスープ

 ・いんげんのピーナツ味噌和え

 ・アンチョビマッシュポテト

 アンチョビマッシュポテト以外は、初めて作りました。

 いんげんのピーナツ味噌和えのピーナツは、ピーナツバターを使っています。

 ピーナツバターでいんげんを和えるメニューは自己流で作ったことがありますが、SHIORI さんのレシピでは初めてです。

 パンプキンスープは、もうすぐハロウィンということを意識しました。

 かぼちゃプリンでも作ろうかなあと思って、かぼちゃや生クリームなどを買っておいたんです。

 でも今日はちょっと忙しくて余裕がなく、作る時間を取れませんでした。

 このスープは生クリームを使って作るので、あら、ちょうどいいでないの、かぼちゃだし、生クリームも活用できるし、と思って作ることにしたんです。

 クルトンは市販のものを利用するように書かれていましたが、あららは、さいの目切りにした食パンを、フライパンで空煎りして作りました。

 クルトンって油で揚げるものだけど、ほんのちょっとのクルトンのために揚げ油を用意するのはもったいないかなあと思って。

 かりかりにしたら、揚げていなくてもクルトンっぽくなりましたよ。

 だんなさんが外ではお肉を食べがちなようなので、最近は家ではお魚メニューを増やすようにしています。

 今日は、パンプキンスープに合う洋風のお魚メニューで、家にある材料で作れるもの・・・ということで、たらのパン粉焼きを作ることにしました。

 あらら家にしては、野菜が少なかったかな。

 いつもは野菜スープで稼いでいるので。

 マッシュポテトを少なくして、もう1~2品、野菜のおかずを作れば完璧だったかな。

 でも、どれもおいしかったです。

 ごちそうさまでした~。

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 ゴーヤの実がまだあることだしと理由をつけて、未だにほっぽってあるグリーンカーテン。

 今朝、なんとあさがおがふたつも咲いていましたよ。

 今朝は特に寒くなったと思うのですが。

 すごいね~、根性あるわぁ~。

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 ゴーヤも、これを含めて5つ、まだまだ元気です。

 ゴーヤを全部食べたら、グリーンからブラウンに変わった、かっさかさのカーテンを片付けようっと。

 独立門駅から地下鉄に乗って、弘大(ホンデ)にやって来ました。

 弘大は、芸術系大学の最高峰、弘益(ホンイッ)大学を中心としたエリアで、街全体にアートな香りが漂い、おしゃれなレストランやカフェもたくさんあり、土日になるとフリーマーケットや路上パフォーマンスも行われるのだそうです。

 あららが行った期間は芸術祭が開催中で、平日でも路上パフォーマンスを見ることができたり、特設ステージで様々なイベントが行われていたり、アートスペースやギャラリーでも企画展があるとのことでした。

 無料で見られるものも多数あるそうなので、これは行ってみねば~と思って出かけたのですが。

 な~んもやってないじゃん・・・。

 インターネットでダウンロードした、このあたりでは路上パフォーマンス、このあたりではライブ・・・という情報が載っている地図の通りに歩いたつもりですが、それらしきものはまったくありませんでした。

 台風の影響で、のぼりやポスター、ステージなど、お祭りとわかるようなものはすべて撤去されちゃっていたのかなあ。

 イベントを見られるところを探しつつ、弘大に着いてまず最初は、お昼ごはんを食べるお店に向かいました。

 もう13時を回っていたし。

 ガイドブックに載っていた、トッポッキグラタンが食べられるお店に行ってみたのですが。

 すごい行列~。

 地元の人に混じってひとりで並ぶ勇気もないし、おなかも空いていたしで、諦めることにしました。

 でも、そのお店を探している途中で見つけた、行ってみたかった別のお店に行けたので、それはそれでラッキー。

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 マグ・フォー・ラビットというカフェです。

 去年、出発前に買った『anan』で、カロスキルにあるという情報を得ていたんです。

 「わさびラテ」というなんとも不思議なラテが飲めるお店ということで興味を持ち、カロスキルには行ってこのお店も見つけたけど、結局入らなかったのよね。

 でもあとから、やっぱり勇気を出して飲んでみればよかった~・・・と思ったんです。

 カロスキルにしかないと思っていたので、こんなところで見つけてラッキー。

 お店に入って、まずわさびラテをお願いしたあと、何か食べるものも注文しようと思いました。

 え~と、食事はありますかって、なんて言うんだろう・・・食事の「食」は「シク」だよね。「事」は?でも、「食事」をそのまま韓国語読みにするだけで通じるんだっけ・・・?と考えながらガイドブックの会話ページをめくったのですが、今使えそうなフレーズが見つかりません。

 よし、ここはひとつ、英語で言ってみよう!

 というわけで「Do you have some food menu? Bread or sandwich・・・(食べ物はありますか、パンとかサンドイッチとか・・・)」と聞いてみたら。

 「I can’t understand Japanese.(日本語はわかりません)」と言われて、思わずウケてしまいました。

 アタシ、今、英語で言ったじゃ~ん、と思って。

 まあ、あららの英語は適当なので、宇宙語に聞こえてしまって、何語だろう?日本人みたいだから日本語だよね、と思われたのかもしれないけど。

 でも、この話をフィリピン人の英語の先生にしたら「ええ~、ちゃんと英語として理解できるように話しているよ」と言ってくれたし、数日前までいた上海でも、英語を使ったときは、ちゃんと理解してもらえたのにぃ。 

 結局ごはんっぽいものを食べるのは諦めて、ショーケースに並んでいたケーキを、指で示して注文したのでした。

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 わさびラテとバナナケーキです。

 まず初めに、恐る恐る、わさびラテをひと口・・・。

 甘いホットミルクです。泡だったタイプの。

 全体的に甘いよ。

 でも後味が、うっすらピリっとして、これは確かにわさびだ!!

 不思議~、おいしい~。

 材料は、牛乳、お砂糖、ほんのちょっとのわさび、以上、かな。

 今度再現してみよう~。

 バナナケーキはふわっともしているし、しっとりもしているし。

 上に載っていたくるみはカリカリで、柔らかいのと固いのと、よい組み合わせだわ。

 茶色いお皿に茶色いケーキ、白い粉糖で飾り付け、というのもおしゃれよね。

 あまり持ち物を増やしたくないあららは、いつも同じお皿を使いまわしています。

 SHIORI さんのテーブルコーディネートを見て、わ~、やっぱり、お皿もいろいろ持っていると楽しいよね~と思いつつ、ほとんど増えていません(今年は1月にトルコで小鉢を買ったきりです)。

 たまに外食してすてきな盛り付けを見ると、やっぱりお皿欲しいな~、買おうかな~と思いますね。

 だって同じ盛り付けでも白いお皿だったら、こんなに素敵にならないもん。

 いろいろと楽しいことを考えながら、おいしい時間を過ごすことができました。

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 弘益大学にも行ってみましたよ。

 高麗大学と違って下調べしていなかったのですが、あららより上の世代の方がグループだけでなく、ひとりで歩いている方もちらほらいたので、入っても大丈夫かな、注意されたら謝って出てこよう・・・と思って。

 急な坂道をはあはあ言いながら上っていくと・・・(余談ですが、大学だけでなく、弘大一帯が坂だらけでした。このあたりは、昔、山だったのかしら・・・)。

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 緑のトンネル!

 きれい~、気持ちいい~。

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 小さいスニーカーは、比較用に置いたあららのです。

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 芸術大学だからか、いろいろなモニュメントが置かれていました。

 ベンチに座ってくつろいでいる学生さんの近くにモニュメントがあったりすると、なんだか和むなあ、かわいいなあと思いましたよ。

 モニュメントだけでなく、猫がたくさんいるのもいいな・・・と思いました。

 ところが、あららはこの日、初めて猫の野生の姿を見ました。

 視線の先の草むらの中で、じっと硬直している猫を見つけたんです。

 そして、その視線の先には、鳩が。

 ど、どうなるんだろう・・・鳩、逃げるよね、空飛べるんだし・・・と思いながら歩いていたら。

 あららが通り過ぎるか過ぎないか、というときに、猫ががばっと鳩を捕えて、引きずるようにしながら去って行きました・・・。

 び、びっくりした・・・。

 飼い猫でなければ、時には必要なことですが、間近で生で見たのは初めてでした。

 7時に起きました。

 窓を開けると風は止んでいて、晴れてきそうな明るい曇り空でした。

 やった~。

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 朝ごはんは、ジュース、ツナおにぎり、黒豆豆乳でした。

 ジュースは野菜ジュースのつもりで買ったのですが、材料が、さくらんぼ、りんご、パイナップル、みかん、レモン、トマト、かぼちゃ、他3種(イラストから判断できず・・・)でした。

 だから、ほとんど果物ジュースですな。

 パソコンルームで天気予報とメールを確認してから(だんなさんからのメールが、また英語でした。純日本人夫婦なんですが・・・。そして、あららは英語で返信を作るのに、ものすごく時間がかかるのですが・・・。まさか、愛のむち?)、9時15分に出発しました。

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 地下鉄で独立門駅に行き、地上に出ると台風の残骸が。

 写真だとあまり大したことがないように見えますが、わ~、こりゃすごいわ・・・と思いました。

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 この日まず向かったのは、西大門独立公園(ソデムントンニプコンウォン)です。 

 日本の植民地時代に多くの独立運動家や民衆が政治犯として投獄され犠牲となった西大門刑務所の跡地にある公園です。

 あららは2000年の12月、初めての海外旅行で母と一緒に韓国に来ました。

 そのときは、どこか外国に行ってみたくて、あららの仕事の休みと予約できる近いアジアツアーを比較検討した結果、たまたま韓国に行くことになったのよね。

 2泊3日のツアーだったのですが、2日目は全日自由行動だったので、たまたまここに行ったことがあったんです。

 植民地支配国の日本にとっての政治犯は、韓国にとっては独立の英雄です。

 だから展示を見ていて、わ・・・日本人としては直視するのが辛いな・・・と思った記憶があります(母はそのとき気分が悪くなっていたのだと、つい最近聞きました)。

 なんでまた行ってみようと思ったかというと、最近いろいろあるし、だからこそ、改めて知っておきたいなあと思ったのですよ。

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 一見のどかな広い公園なのですが、屋内の展示を見ると、うう・・・やっぱり辛い・・・。

 心が疲れる展示を見たあとに外に出ると少しは明るい気持ちになれるのですが、でも、ここで、たくさんの人が苦しい目にあっていたんだなあ、日本軍によって・・・と思うと、気持ち良い眺めもなんだか辛かったりして。

 どこの収容所でもそうなのかもしれないけど、いかに少ない人数で多くの人を管理するか、とても考えられているなあと思いました。

 上の写真の右側にある扇形の囲いは、投獄されていた人々の運動場だったのだそうです。

 中は放射線状に仕切られていて、扇の要部分に朝礼台みたいなのがあって、ひとりの見張り役が、何人もの囚人をまとめて監視できるようになっていました。

 囚人同士は運動中に交流を持てないようになっているのは、反抗されないための工夫よね。おそろしや。

 あららも朝礼台のような場所に立ってみたのですが、扇形だから、確かに、ひとりでたくさんの人を監視できるわね・・・と実感・・・。

 母と行ったときは屋内の展示しかなく、そのときよりも見学できる建物が増えてもいるなあと思ったら、2010~11年に復元された展示も多くあるようでした。

 ところで、英語の説明はいっぱいあったのに日本語の説明はところどころにしかなかったのは、ある意味、日本人への配慮?

 あららはこの旅行で常に英語の電子辞書を持っていたので、それがとても役立ちました。

 映像資料は、どれも韓・日・中・英対応でした。

 そういえば、係の人は、韓国語や身振り手振りではなく、流暢な英語で対応して下さいましたよ。

 日本語のパンフレットに、定刻と30分にビデオの上映がある、と書かれていたんです。

 そのビデオを観たいと思って、5分前くらいに上映室に行きました。

 2階から降りて行ったら、受付の方が、身振りで「地下の展示もどうぞ」って言ってくれたのよね。

 あららはビデオが観たかったけど韓国語で何て言えばいいのかわからなかったので(見たいは「ポゴシプタ」だっけ?ビデオはビデオでオッケー?)、試しに英語で言ってみたんです。

 すると、じゃあ中で待っていて下さい、英語と日本語のどちらで観たいですか?と英語で対応してくれたんです。

 わ~、英語ってすごいわ。

 アジア人同士なのに、英語がわかれば意思疎通ができる!

 軍人さん(たぶん、受付の方は軍人さんだったと思う・・・。ふつーの人が、軍服を着て働くことってないよね?)は米軍の人と関わる機会もあるだろうから、やっぱり英語ができる人が多いのかな。

 ところで、あらら以外にも日本人の見学者がいました。

 大学生くらいかな。

 男女各3人ずつのグループで、もらったパンフレット以外にも本や筆記用具を持って、熱心に見学していました。

 「ちゃんと勉強し直さないとだめだね・・・」と言っているのが、何度か聞こえました。

 うん、あららもそう思う。

 個人的意見を書くと問題になるかもしれないけど。

 あららの世代(あららが中学高校を過ごした地域だけ、ってことはないと思います)は、学校の授業では近代史って、ほとんど習わないのよね。

 だから、日本と韓国、中国の関係をよく知らない人が多いと思います。

 韓国や中国では、日本と解釈が違うとはいえ(大きく違いすぎるのが問題でもある・・・)学校で近代史を教わっているようです。

 日本が何をしたかを知らない日本人がいっぱいいるということが、異様な反日感情につながっているんじゃないかな・・・と思ったのでした。

 あららは日本人なので、もちろん日本を支持するけど。

 でも、過去にこんなことがあったのは事実。

 ま、いろいろ書けば書くほど誤解なども生じてくると思うので、それは怖いのでこのへんで終了。

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 博物館の外に、独立門がありました。

 1898年に、韓国の永久独立を願って建てられたのだそうです。

 わ~、パリの凱旋門と似てる~と思ったのですが、あとで調べたら、まさにそれをモデルにして設計されたのだそうですよ。

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 漢字でもハングルでも、横書きなのに右から書いて、独立門。

 やっぱり日本と韓国って文化の土台は同じなんだわあと思ったのでした。

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 駅の構内にミニストップがありました。

 韓国には何度か来ていますが、ミニストップを見たのは初めてです。

 これもやっぱり日系だよね?

 日本のミニストップと似ている韓国の会社ってわけじゃないよね?

 セブンイレブンやファミリーマートもそうだし、日本の企業がほんとにたくさん進出しているよね。

 辛い展示を見たあとミニストップを見て、いろいろあるけど、やっぱりいい関係を築きたいよね・・・と思ったのでした。

 昨日あららが「ガンダムの背中についている棒」と聞いたのは、ビームサーベルなんですってね。

 だんなさんに写真を見せながら「背中にさす棒を貸してもらったんだけど・・・」と話したあらら。

 すると「なぬっ、あららはビームサーベルを知らなかったのか!刀みたいなものだよ、あれは戦う道具なんだよ~」と言われました。

 言われてみれば、確かにあれを使って戦っている様子を見たことがあるような。

 そっか~、ビームサーベルか。

 あららは、背中に刺さっているものなら、リュックみたいにして背負えるようになってればいいのにな、と思っていたのです。

 サーベルとわかっていたら、それらしく構えてポーズを取ったのにな~。

 ちょっと残念。

 サーベルとわかってから写真を見ると、なんだかとってもまぬけで、ますます「ひとりで何してんだかな~・・・」と思うわぁ。


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