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バリ日記 6日目 その4
Posted 2011年10月19日
on:ゴア・ガジャ遺跡を後にして、ケチャックファイヤーダンスの劇場に行きました。
小学生の時の音楽の教科書に「ケチャ」と載っていたのを覚えています。
世界の民族音楽について習ったときかなあ。
あまりよく覚えていないのですが、写真と、授業で聞いた「チャッチャッッチャッ」という音声はなんとなく覚えていました。
でも実際に見に行ったら、覚えていないのではなく、習っていなかったのだと思いました。
授業で聞いたのは、ほんの一部でしたよ。
「チャッチャッ」以外のところはきっと歌詞がついていて、きちんとリズムもあるんだろうけど、単調と言えば単調。
いくつかのパートに別れているようでしたが、うっかり間違えて、ひとりだけで「チャッ」と言う人はおらず、止まるときも揃ってぴたっと止まるので、すごいなあと思いました。
ファイヤーダンスは、ダンサーが大きく動くと火がケチャックと歌っている人たちのほうや、客席の最前列(あららたちも)に飛んできそうになって怖かったです。
舞台中に飛び散った炭を集める人がいたけど(写真左の、上が赤、下が黒いチェックの服を着た人)、確かに必要だなあ、いてくれないと困るなあと思いました。
ショーではなく、儀式としてやる場合もいるのかしら。
1時間のショーは、あっという間に終わってしまいました。
次は、レゴンダンスを観ながらの夕食です。
でもダンスは15分くらいで終わってしまいました・・・。
日本の歌舞伎に似ているかも。
正式な名前は知らないのですが(日本文化も学ばないと・・・)、目を見開いて頭を回す動きとか、顔全体を白くしているわけではないけど、目のお化粧の仕方とか、衣装の色が鮮やかなところとか・・・。
ケチャックのダンサーさんたちは若い人からおじいさんまでいろいろな年齢の人がいたけど、レゴンダンスの4人のダンサーさんたちは、みんな若かったです。10代半ばくらいじゃないかなあ。
たまたま?
それとも、引退が早いの?
食べたものはこちら。
サテーは調理中の状態で出てきました(明るいところが炭です)。
横についている顔が埴輪の顔みたい。
劇場を後にして、22時前にホテルに送ってもらい、ツアーは終了しました。
ガイドさん、運転手さん、今日一日ありがとうございました。
そういえば、ガイドさんによると、バリではコネやお金がない人は、語学ができないと就職できないのだそうです。
バリ人の日本語ガイド、英語ガイド、韓国語ガイド、ロシア語ガイド・・・いろんな言葉のガイドさんがいるけど、バリ人の中国語ガイドはいないんですって。
中国語は難しすぎて身につけられる人がいないから、バリで働く中国語ガイドは、ほとんどが中国人なのだそうですよ。
個人では行きにくいところに行けたし、気さくなガイドさんからいろんなことを教えてもらって、とっても充実した日でした。
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