日々のこと

Archive for 3月 2012

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 今日はだんなさんの誕生日でした。

 数年前にインターネットで見つけて、注文してみたいな~と思っていた似顔絵ケーキを、今年ついに注文しました!

 下北沢のTiSSUEというカフェのものです。

 3週間くらい前にお店に伺いました。

 これまでに作ったケーキの写真を見せてもらいながら「こういう感じにして下さい」「こういうのはナシで・・・」と、口頭でイメージを説明しました。

 そして待つこと約3週間。

 昨日あららがお店に伺ったとき、「あ、今、最後の仕上げをしているので、もうちょっとお待ち下さいね~」と言われて、早く見たかったのですが、覗き込んだらお邪魔よね、失敗したらお互い困るよね、と思って、内装を見たり、たくさんあった漫画や雑誌を眺めたりして、ケーキは見ないようにして待っていました。

 立ったまま漫画(宮崎あおいさんで映画化された『ソラニン』。読んでみたかったの)を読んでいたら、後ろから「できました~」と声をかけられました。

 わ、すごい、ちゃんとだんなさんの顔になってる!

 他にお客さんがいなかったので、包んでもらいながら、興奮気味にべらべら話しだしてしまったあらら。

 ありがとうございます、ずっとお願いしてみたいと思っていたので、とっても嬉しいです!とか。

 なんでこういうケーキを作ろうと思ったんですか、とか。

 紙に絵を描くのも、やはりお上手なんですか、とか。

 初めはお店の売りにするつもりもなくて、ただ好きで作り始めたのだそうです。

 それを見た人が、クチコミで広げてくれて、インターネットのおかげもあって、どんどん広まっていったんですって。

 紙に絵を描くのは苦手だそうです・・・。

 「だって、紙に描いて『なんか違う』と思っても直しにくいじゃないですか。ケーキの飾りなら、ん?と思ったら固まらないうちに直せるから、絵を描くよりも簡単なんですよ」

とおっしゃっていましたよ。

 へ~、そうなのか。

 気さくな店長さん、いろいろ話して下さってありがとうございました。

 だんなさんには内緒にしてあったのですが、さすがに冷蔵庫に見慣れない箱が入っているのをみて「もしやケーキ?」と思ってはいたそうです。

 今日、「今年はケーキを買ってみたよ~。開けてみて~」と箱を渡して、開けてもらいました。

 開けるなり「おー、すごいね!!俺だ!こんなケーキがあるんだね!!」と喜んでくれてよかったです。

 ほんとにだんなさんそっくりよ。

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 だんなさんは、ちょっと特徴があるあごの持ち主なのですが(綾瀬はるかさんみたいな感じです。かわいいあごです)それもちゃんと表現されている・・・。

 たいして大きくない平面の写真から、きちんと顔の特徴を読み取る店長さんの目は、すごいね!

 だから似顔絵ケーキが作れるんだな~。

 ケーキを作る技術だけでなく、似させる技術も必要だもんね。

 ケーキの鑑賞が終わり、いよいよ食べるときが来ました。

 似顔絵ケーキ、かわいいけど・・・かわいいだけに、切るのが辛いね・・・。

 あららが切るのもなんなので、だんなさんに切ってもらいました。

 ハートのメッセージを外して、今日は白い部分を半分ずつ食べました(ケーキの直径は15センチです)。

 中はどしっとして濃厚なガトーショコラでした。

 やはりスポンジではなく、身がつまったケーキのほうが、飾りつけがしやすいのかしら。

 明日、だんなさん側を食べるわけですが・・・。

 でもまあ、ケーキだしね、どんな切り方になっても、おいしくいただきましょう。

 TiSSUEの店長さん、すてきなケーキをありがとうございました。

 だんなさんも、喜んでくれてありがとう。

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 ヤミーさんのレシピで作りました。

 ダシダは去年、韓国で買って来たものです(そういえば、韓国日記は書かないまま、トルコ・スペイン日記を始めてしまいました。たくさん面白いことがあったし、やっぱり書こうかなぁ)。

 ダシダはまったく辛くありませんが、韓国ではコチュジャンと同じくらいメジャーな調味料だそうですよ。

 レシピではねぎ、にら、にんじん、大根、しいたけを使うように書かれていましたが、大根のかわりにれんこんを、しいたけのかわりにしめじを使いました。

 冷蔵庫の野菜室にあったものを活用したんです。

 ささっとおいしくできましたよ~。

 好きな野菜はなんでも使えそうだし(でも、ねぎ、にら、にんにくのうちのどれかは必ずあったほうが、きっと更においしい)、お肉やトッポッキを入れてみてもいいかもね。

 小さい器に入っているのは、こんにゃくの食べるラー油とかつおぶし炒めです。

 ちょっと流行にのって食べるラー油を買ってみたのですが、たいして使っていないのよね~。

 そろそろ片付けないとまずいかも、食べ物を捨てるのは心苦しいし・・・と思って、最近積極的に使っています。

 あららは辛いもの好きですが、ラー油にはあまり興味がないみたい。

 これを食べきったら、たぶん買うことはないだろうな~。

 5時に起きました。

 昨日は22時45分頃にベッドに入ったのですが、0時半、2時半、4時半くらいに目が覚めました。

 早く起きないといけないというプレッシャーがあったのでしょうか。

 お迎えのガイドさんは、6時半にロビーに来てくれるはずなのに、来ておらず・・・。

 受付に人はいましたが、まだ早い時間のせいかロビーは薄暗いままでした。

 ソファーに座って、近くにあった雑誌をめくったり、外の様子を眺めたりしていました。

 雨がかなり強く降っているし・・・もしかして事故にでも巻き込まれていたりして・・・。

 受付の人に、お迎えの人が来たら教えてあげるから、朝ごはんを食べてくれば?と言われました。

 確かにあららたちは朝ごはんを食べていませんでしたが・・・。

 でも、ほんとはとっくに来てくれているはすなのに、ブッフェから盛り付けて、食べようとしたときに来たらと思うと、食べに行くのも・・・。

 でもでも、いつもは起きて30分以内には朝ごはんを食べることにしているせいか、ちょっと具合が悪くなってきました。

 もしお迎えがぎりぎりで、空港に着いてすぐに飛行機に乗ることになったら、ごはんを食べるのはだいぶ先になっちゃうよねぇ・・・。

 そんなわけで、ゆでたまごとかパンとか、いざとなったら持ち歩けるものを食べようと思って、食堂に行くことにしました。

 ロビーは吹き抜けになっていて、食堂からロビーを見下ろせるようになっていました。

 端っこの席に座り、出入り口を見ながらゆでたまごを食べていたら、ホテルに連れてきてくれたガイドさんが来た!

 6時50分でした。

 たまごを口に押し込み、個包装されたチーズも取ってあったのでそれを持って、ロビーに降りました。

 遅れたのにひとことも謝る言葉がなかったガイドさん。

 30分ほどで空港に着き「じゃあね~」と言われて、ガイドさんとはお別れ。

 イスタンブール1日目に続き、この人が仕事仲間だったらちょっと心配・・・と再び思ったあららでした。

 でもラウンジに入ったら、その豪華さで、どよ~んとしていた気分が吹き飛びました。

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 本棚あり、スクリーンあり(マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』が上映されていました)、子どもが遊ぶスペースあり、卓球台あり、エスプレッソを淹れてくれる人がおり、パン作りの過程を見ることができ・・・とにかくすご~いラウンジでした。

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 トルコ名物、シミットを2種類と、塩味の飲むヨーグルト、アイラン。

 ホテルではほとんど食べられなくてよかったわ~と思いながら、ラウンジでの朝ごはんを堪能したのでした。

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 建物から飛行機へはバスで移動しました。

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 スターか政治家みたい?

 飛行機はなかなか離陸せず、9時15分発のはずが、10時にやっと離陸しました。

 いつもは飛行機に乗ると映画を観るあららですが、ビデオがオンデマンドではなかったので、観ませんでした。

 バルセロナのガイドブックを読んだり、iPhoneにダウンロードしておいたポッドキャストを聞いたり(英語と韓国語の番組を、けっこう入れてあるんです。あまり聞かないのですが・・・)して楽しみました。

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 あららにしては珍しく、パンを残してしまいました。

 いつも機内食は完食なのに。

 ホテルで食べたゆでたまご、ラウンジで食べた目玉焼きが、消化されにくかったのか、あまりお腹がすいていなかったのよね。

 といっても、残したのはパンだけなんだけどさ。

 12時にバルセロナのプラット国際空港に着きましたよ。

 トルコからマイナス1時間です。

 飛行機内でも入国カードは配られず、入国審査のカウンターの近くにもなく、カードは書かずに入国できました。

 実はいつも、何のために書くんだろう?って思ってたのよね~。

 滞在先の住所とかわからないし、ホテルの名前も、スペルが間違っていたり、似てるけど違う名前のホテルを書いちゃってたりすることがあるし(←大きな声で言ったらまずい?)。

 そのうち、書かなくていい国のほうが多くなるのかな。

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 おめでとうございます!!

 2010年に3人が合格された看護師試験は日本語にルビを振ったりする配慮はなかったようですが、今回は、そのような配慮があったと聞いていました。

 でも昨日ニュースに映った試験問題を見ていたら、ごく一部の専門用語だけにしかルビがついていなかったので、え~、全部じゃなかったんだ・・・と思いました。

 まあ、医療・介護の現場では情報が大切なので(どこでもそうか)、ひらがなカタカナしか読めない人が働くのは難しいから、それも合否の目安になるということか。

 それにしても、専門的なことだけでなく、まず日本語の勉強もしなきゃいけないわけで、合格された方々は、ほんとにすごいなと思います。

 日本人でも難しい試験を乗り越えたからこそ、雇う側には、きちんとした待遇を保証してほしいと思います。

 最近、戦争請負業者に雇われた出稼ぎ軍人の話を聞いたので、ちょっとそこが気になっています。

 民間の戦争請負業者たちにとって、ネパールやインド、フィジー出身の出稼ぎ軍人の場合、欧米出身者よりも安い給料ですむけど、彼らにとっては母国で働くよりもうんといい給料がもらえるから、どっちにとってもいい、という話。

 あららは事務職だったけど、医療・介護に関わっていたので、介護士さんたちがどれだけ大変な仕事をしていたのか、ちょっとは知っています。

 だいぶ前に退職したので、現状には詳しくないですが。

 当時は、大変な仕事のわりには、お給料はあまりよくなかったのよね・・・。

 介護の現場には男手も必要なのに、男性の介護士さんの中には、この仕事は好きだけど、介護士の給料だと家族を養えないから・・・と辞めてしまう方もいました。

 あららは、合格された方々の母国でのお給料はよく知りませんが、日本と比べると安いと思っています。

 でも、日本で暮らしていくわけだし、実家に仕送りもしたいでしょう。

 大変な思いをして、日本人でも難しい試験を乗り越えた皆さんに、きちんとした待遇をして欲しいと思います。

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 電子レンジでゆでたまごを作れる道具を買いました。

 だいぶ前に雑誌かフリーペーパーで知って、便利そうだなあ、欲しいなあと思って、記事を切り取っておいたんです。

 あららはゆでたまごが好きです。

 でも、食べるたびに1個だけゆでるのは手間だし、水やガスももったいないし、かといって、1度にいくつも食べるものでもないので、好きだけど、めったに食べません。

 でもこれなら、食べたいときに、1個だけ、電子レンジで5分程度加熱するだけで作れるらしい・・・。

 すばらしい!

 でもどこに売っているかわからず、通販で買おうとすると送料がかかるし、かといって送料無料になるほど他に欲しい物はないしで、買えずにいたんです。

 ところが今日、地元の商店街でたまたま入った雑貨屋さんで、売られていたんですよ。

 切り抜きしておいたものとはちょっとデザインも値段も違っていたのですが(切り抜きのは714円、お店にあったのは630円)、箱には、電子レンジでゆでたまごが作れると書いてあります。

 以前、このような容器に卵を割り入れて電子レンジで加熱すると、ポーチドエッグのようなものが作れるという商品を見つけたことがありました。

 でも、あららは、ゆでたまごを作れる容器が欲しいの。

 そこでお店の方に、割った卵を入れるのか、殻付きのまま入れるのかを聞いてみました。

 殻付きのまま入れて、殻をむくのは出来上がってからだそうです。

 あららが切り抜きしておいたのと同じだわ!

 よし、買おう!!

 買ってうきうきと家に帰り、さっそく試してみることにしました。

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 まず、たまごの太いほうの端に、この針を最後まで差し込みます。

 黄身を傷付けることで、破裂するのを防ぐのだそうです。

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 真ん中の容器の内側にある線のところまで水を入れ、左のカップをセットして、針を抜いたたまごを入れたら右のカップでふたをして、電子レンジ600ワットで4分加熱すると、ふつうのゆでたまごの出来上がり。

 加熱時間によって、半熟やかたゆでにも出来るそうです。

 あらら家の電子レンジは600ワットにできないので、500ワットで5分加熱してみました。

 出来たたまごはちょと半熟状態でしたが、でも、ゆでたまごだ!

 すーごーい。

 これなら手軽にゆでたまごを食べられるね。

 いや~、いいものを手に入れたわ。

 欲しいな~と思っていたものだけに、嬉しさも倍増!

 これを発明した人、すごいわ。

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 今日はだんなさんが家で夕ごはんを食べるというので、久々に平日なのにまともな夕ごはんを作りました。

 ・SHIORIさんのツナトマトソースがけオムライスと、焼いたパプリカ、オクラ

 ・野菜スープ(あぶらあげ、ニラ、にんじん、もやし、わかめ)

 ・クックパッドで見つけた小松菜のゴマペースト和え

 オムライスにはクレソンを飾ると書いてありましたが、なかったので、ベランダのパセリを代わりに使ってみました。

 ゴマペースト和えにも、ツナが入っているんですよ。

 クックパッドで見つけたときにはツナを使うこともわかっていたと思うのですが、今日、作る前にレシピを確認するまでは、すっかり忘れていました。

 トマトソースかゴマペースト和えのどちらかからツナを外すか、メニューをまったく変えてしまうか少し考えたのですが、ま、いーか、ノンオイルのツナだし、トマト+ツナとゴマ+ツナは別物でしょうと思って、結局両方共作ることにしました。

 それぞれおいしくできましたよ。

 ツナトマトソースは、ツナ缶とトマト缶をひと缶ずつ、調味料と水100mlを中火で7~8分煮込んで半分の量にする、と書かれていました。

 SHIORIさんのレシピに限らず、水を加えて、でも煮込んで量を減らす、という方法は少なくないと思いますが、なんでどうせ減らすのに、わざわざ水を加えるの~?

 時間もガスもお水ももったいないじゃ~ん。

 そんなわけで、水は加えずに作ってみることにしました。

 ところが、レシピ本の写真では、ツナの形がわかるほどに水分が少なくなっていましたが、あららが作ったのは、7~8分以上煮込んでも水分が多いままでした。

 水100mlは加えていないのに、ですよ。

 時間がなくなってしまったので、水分が多いまま、盛りつけてしまいましたが。

 加えた水分を煮込んで減らすという過程がなぜ必要なのか、納得できる理由を知りたい~。

 人に話すことで、嬉しいことは倍に、悲しいことは半分になると言うけどさ。

 あららは様々な事情があって(事情というか、これまでの経験というか)、嬉しいことがあってもあまり人に言いません(言えません)。

 悲しいことはヘタに話すと、理解してもらえなかったり的はずれな励まし方をされて、半分どころか2倍、3倍になったりするので、やはりなかなか言えませんな。

 誰かに聞いてもらって、半分になったときはラッキー、2倍、3倍になったときは、この人に聞いてもらおうとした自分がばかだったんだ、と思うしかありません。

 まあ、今はあまり人付き合いがないので、いいことも悪いことも口にする機会がそんなにないんだけど。

 で、結局何?と言われても困るのですが。

 自分でもよーわかりまへん。

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 サブタイトルは「日本在住32ヵ国63人の外国人が贈るHAPPYレシピ」です。

 ひとりにつき4ページずつ割り振られていて、プロフィールとレシピの他に、調理中の様子や愛用している調理グッズ、ご家族やお友達の写真や、いろいろな国に住んだことがある方のエピソードも載っていて、レシピブックとして読む以外にも楽しい本でした。

 輸入食材店で買った材料で母国で食べていたものをそのまま再現してものだけでなく、母国では高価で珍しい食材のイクラをパスタの具にしてみたというイタリア人のレシピや、日本のうどんを母国のレシピに活用してみたというアフガニスタン人のレシピなど、日本でも作りやすいものも多くておもしろかったです。

 多くの人が、外国のレシピに興味を持つきっかけになりやすい本なんじゃないかな。

 日本ほど家庭の食卓にいろいろな料理が並んで、外国料理のレストランがある国はないと聞いたことがあります。

 日本在住の外国人が、別の国の味を知って母国に持ち帰るきっかけになったら、それもおもしろいのではないかと思います。

 あららもこれからも、たくさんのレシピを参考にご飯を作ったり、外食するときにもいろいろなメニューにチャレンジして、食べることを楽しみたいな。

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 帰りは15時に出発しました。

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 さよならヨロス城・・・。

 もう帰るというのに「もうすぐ〇〇に到着です・・・」という、ちょっとおまぬけなガイドレコーダー。

 でも1回ひととおり聞いたからか、帰りはガイドの説明内容にあった建物などを見つけることがけっこうできて、だいぶ楽しめました。

 16時半にフェリー乗り場に到着しました。

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 雨が降る中でもガラタ橋は釣りを楽しむ人でいっぱい。

 ガイドブックによると、トプカプ宮殿は、じっくり見学するには4時間、駆け足でも2時間は欲しいところなのだそうです。

 冬の間は16時45分で閉館してしまうそうなので、完全に無理ね・・・。

 気を取り直して、スレイマニエ・ジャミイへ行ってみることにしました。

 フェリー乗り場からは直線距離で1キロも離れていないし、18時まで見学できるそうなので。

 簡単に着くと思ったのですが、道に迷ってしまい、なかなかたどり着けず。

 雨も強くなってきたし、暗くなってきたしで、もう帰ろうか・・・でも、帰るにはどの道に出ればいいんだろう?と悩みながら歩いていたら。

 あららたちを追い越していった人が、落し物をしました。

 棒がないデッキブラシのミニサイズ、といった感じのものを。

 あららは拾って走って追いかけて、渡しました。

 またあららたちがその人の前を歩く形になったのですが、すぐに追いついてきて、あららたちに話しかけてきました。

 アンカラから出稼ぎに来ていて、靴みがきの仕事をしているのだそうです。

 商売道具を拾ってくれてありがとう、お礼に靴をみがいてあげるよ・・・とのこと。

 そして、だんなさんのカジュアルな革靴をみがきました。

 だんなさんのが終わり、次はあららが呼ばれました。

 え?あららも?スニーカーなのに?

 でもみがくというので、トルコではスニーカーも靴みがき屋さんにみがいてもらうのかなあと思って、足を出したんです。 

 ところが、片足をみがいただけで(軽くなでただけで)、再びだんなさんを呼びました。

 あれ?なんで?

 そして、なんと、お金を要求されたんですよ!!

 こういう言い方したくないけど、なんで親切にしてあげたのに、お金を払わないといけないわけ??

 仕方がないので、だんなさんは初めに5ドル(1ドル≒81円)出したのですが、なんと80トルコリラ(1トルコリラ≒42円)よこせと言われたそうです。

 あららはふたりの会話はよく聞きとれませんでしたが、相手がもっとよこせと言っていることは、態度でわかりました。

 あららは、人通りがまったくないところだったら身を守るためにお金を差し出すのもアリだと思うけど、人が歩いていたので、振り切って逃げてもいいと思ったのですが。

 だんなさんは結局、計25ドル渡したのだそうです。

 ううう~。

 せっかくの楽しい旅に、いやな思ひ出が・・・。

 まあ、仕方あるまい・・・。

 身ぐるみはがされたわけじゃないしね。

 と、気を取り直してスレイマニエ・ジャミイに向かいました。

 さっき、靴をみがかれながら、行き方を聞いてみたんです。

 だんなさんも一緒に聞いていたので、ふたりそろってヒアリングし損ねたってことはないはず。

 なのに、言われたとおりの道を行っても着かないじゃんよ!!

 きーきー(歯ぎしりです)、お金取られて(次の日、空港に靴みがき屋さんがあったので、つい値段を見たら、ブーツで7.5トルコリラでした・・・)、嘘を教えられて、恩を仇で返すってこのことよね。

 落し物をしたのではなく、追い抜きながらわざと落としたのかも。

 そして、それをわざわざ拾ってあげたもんだから、いいカモだと思われたのかもね。

 あんたみたいな人がいるから、周囲に無関心な人が増えるんじゃ!!

 ほんとは無関心なのではなく、親切にしたいけど、でも不安だから・・・って人が多いのだと信じたいです。

 まあ、いいわ。

 もう暗いし、あまり気分もよくないし、ホテルに帰ることにしました。

 その前に夕ごはんを確保しました。

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 機会があったら食べてみたいと思っていた、シミットサンドのお店です。

 シミットとは、屋台でも売られているという、トルコの名物パンだそうです。

 あららは以前、ヤミーさんのレシピで作ったことがあります。

 セガフレード・ザネッティの看板がかかっていますが、同じ扉の中にあって、一緒に販売されていました。

 このお店はチェーン店なのですが、別の店舗でもセガフレード・ザネッティの看板がかかっているのを見たので、もしかすると、全店でそんなシステムなのかもしれませんね。

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 上(中身は右下)がだんなさんが選んだ、中にひき肉が入ったコッペパンみたいなの、下は、あららだ選んだ、旅行前に読んだ本におすすめと書かれていた、トマト、レタス、きゅうり、カッテージチーズが挟まった、1番スタンダードなシミットサンドです。

 右上のは、乾パンが大きくなったようなミニサイズのシミットです(日本に帰ってきてから食べました)。

 シミット、おいしい~。

 ちょっと固めのパンに、ゴマのつぶつぶ感がいいね。

 ゴマはみっちりついているので、風味ではなく、ほんとにゴマのパンを食べてます!って実感できるところがいいです。

 トルコ人って、ほんとにゴマがすきなんだなあと思いました。

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 だって、バーガーキングには、上下のバンズにゴマがみっちりとついたハンバーガーがあるみたいですよ。

 もしもう1泊できるのなら、このハンバーガーを食べてみたかったなあ。

 最後の日にちょっとアクシデントがあったけど、楽しかったトルコ。

 明日はいよいよバルセロナに移動です。

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 トルコで買ったゴマペーストを活用したいなと思って、クックパッドで検索して見つけました。

 ほんとは栗も材料に入っていたのですが、家になかったのでさつまいもとれんこんだけで作りました。

 栗の代わりというわけでもないですが、さつまいもはレシピよりも多めに用意しました。

 緑色はいんげんです。

 ゴマペーストに、味噌、しょうゆ、お砂糖を加えるのですが、塩分が加わることで(お砂糖は糖分ですが)、ゴマの風味がより際立つように思いました。

 さつまいものほくほくっとした食感、れんこんのぱりっとした歯ごたえの組み合わせもいいですね。

 他のメニューをついでに書いておくと、カレー(ハウスこくまろ、しょうが、にんにく、にんじん、じゃがいも、ブロッコリー、冷凍えび)と野菜スープ(マレーシアで買ったスープの素、ニラ、小松菜、おくら、あぶらあげ)でした。

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 ゴマペースト和えを盛り付けた器は、2006年にベトナムで買ったものです。

 フォー用の器ってことで、受け皿、れんげとセットで買ったのですが、1度くらいしか使ったことがなかったのよね。

 買うときは、よし、今度からこれでうどんとかおそばを食べよう!と思っていたのですが。

 穴があるから(箸を通すための穴らしいです)、大きさの割にはちょっとしか盛り付けることができないのよね。

 場所によって器のふちの高さが違うのですが、高いところでなく低いところに穴があるので、汁物は、ほんとに少ししか入れられない・・・。

 だから、あららがふだんの1食分の麺類を食べるのには小さかったのよね。 

 使っていないし、思い出だけど、心を鬼にして断捨離するか・・・と1度は決意したんです。

 でもふと、ジップロックのままご飯を食べることもあるあららが、なんで麺類用ってことにこだわっているんだろう?と思ったんです。

 そこで今日、さっそく使ってみたら。

 あら、いいでないの~。

 よかった、断捨離しなくて。

 これからはどんどん活用できそうです。


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