『戦火の中へ』
Posted 2011年2月23日
on:今日は夕方から有楽町で試写会があったので、確定申告のあと家に帰らず、有楽町で『戦火の中へ』を観てきました。
1950年8月11日の、朝鮮戦争での実話がもとになっているそうです。
71人の学徒兵たち。
武器の戦力も北側のほうが有利な状況で、援軍も来ない絶望的な状態のなか、彼らはどうやって戦ったのか。
戦争がいかに悲惨で恐ろしいものかということ、どんなに頑張っても、虚しい感情しか生み出さないということを改めて感じました。
同じ民族同士で戦わなくてはいけないつらさも伝わってきました。
戦争映画ってあまり観たくないけど、でも、戦争を知らないからこそ、観て少しでも知って、戦争を起こしてはいけないということを強く胸に刻まなくてはけないと思いました。
主演のT.O.Pさんの目がとても印象に残りました。
あららはドラマ『アイリス』の殺し屋役のT.O.Pさんしか知りませんでした。
殺し屋の目付きとはまったく違う!
学徒兵の、まだ幼さが残る、まっすぐで、真摯な視線になんども胸打たれました。
エンディングロールが流れ出すとこの日の戦いで生き残った方のお話が聞けるので、是非最後まで帰らずに座っていて欲しいと思います。
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