日々のこと

『草原の椅子』

Posted on: 2013年1月24日

DSCF3858

 試写会に行って来ました。

 時々ぷぷぷっと笑わせてくれて、でも、人生について考えさせられたりもして、最後には未来を信じてみようと思えるような、すてきな映画でした。

 2時間19分と少し長めですが、その長さを感じさせない内容でした。

 世界最後の桃源郷という、パキスタンのフンザへ向かうのですが、パキスタンで日本映画のロケが行われたのは初めてなのだそうです。

 景色がとてもきれいでしたよ。

 プロデューサー、撮影監督のおふたりの舞台挨拶があったのですが、そのパキスタンロケの裏話が興味深かったです。

 紛争も多い地域だから、大きな銃を持った20人くらいの人に護衛してもらいながらの移動もあったのだそうです。

 護衛が必要なほどの場所なのに撮影を許可してくれたなんて、すごい。

 紛争がなくなって欲しい、このきれいな景色を世界中の人に見に来て欲しいという、パキスタン政府(なのかな、撮影の許可をする機関は)の願いがこもっているのかなあ・・・なんて思いました。

 話は変わって、この映画の原作は、宮本輝さんの同名の小説だそうです。

 中村靖日さん演じるキタガワと小池栄子さんが演じるユミ(漢字はわかりません。北川と由美なのかなあ)がおもしろすぎるんだけど、小説ではどんなふうに描かれていたのかなあ。

 トウマ(トオマ?)役の佐藤浩市さんも、ほんとに役者さんだなあというか、深刻な様子もコミカルな様子もどちらもホンモノみたいだなあと思いました。

 忘れたい嫌な出来事ほど、心に残ってしまうのはなぜだろう。

 どうして忘れられないんだろう。

 忘れられたら、楽に生きられるのに・・・。

 いろいろ考えさせられる内容だけに、ぷぷぷっと笑わせてくれる場面があることで、ずずずーん・・・と沈まずに観続けられるのだと思います。

 映像化するためにコミカルな場面を作ったのか、小説でもそんなふうになっているのか。

 宮本輝さんの本は、大昔に何冊か読んだことがありますが、どんな雰囲気の作家さんだったか忘れてしまったなあ・・・。

 これを機に、まずはこの作品から読んでみようかな。

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